2011年3月3日木曜日

3年振りのパプアニューギニア・ダイビング・ツアー



山辺登
 ツアー参加のみなさんお疲れさまでした。
陸の孤島の様なリゾートに驚いた方もいたと思いますが、
ニューギニア島最東端のここミルンベイの海は知る人ぞ知るスポットなんです。
ナショナルジオグラフィックの水中写真で有名な写真家の
デビッド・デュブレ http://www.daviddoubilet.com/default.asp
が絶賛し、NHKも番組にしたhttp://www.nhk.or.jp/darwin/report/report007.html
著名な米国人海洋学者ユージニー・クラーク女史が珍しい生態をもつコンビクトフィッシュ(囚人魚)の調査をしたところでもあります。
そして私にとっては多分5年ぶりのタワリ、4年ぶりのアロタウの海で、いろいろなことが懐かしくもあり、また新鮮でもありました。 
今回、最初のボートダイブでの隊員・・・特にビギナーチームの様子を拝見して、1年ぶりの方もいましたが、結構慣れてきていると感じ、嬉しく思いました。そんなことで今回は現地ガイドにお任せなパターンで潜って頂きました。
本来はボートダイビング後の放課後学習をするつもりでしたが、船が遅くて
帰ってくるのが夕方になってしまい、実現できなかったのがちょっと残念でした。しかし当初のことを思えば、みなさん立派なダイバーになった(またはなりつつある)と思います。より自立したダイバーを目標にこれからもどんどん潜って頂きたいと思います。
海況は全般的にとても穏やかで、午前中1本目後に満潮を迎えるような
潮回りでしたので、1本目は透明度がよく2本目以降はややもやった感じでしたが、サンゴや魚の感じは私としてこれぞパプアな印象でした。

上野茂博
毎回ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。今回のツアーも大変楽しく送ることが出来ました。以下コメント(初めての)を記します。
「皆様、いつもの事ながら今回も色々ご迷惑をお掛けしたことお詫びいたします。今回は初めて参加された方が多かったので海原探険隊の実態に多少驚かれたかもしれませんね。お蔭様で私は至って楽しいダイビングをすることが出来ました。

私はダイビングといえば海原探険隊しか知らないので他のツアーと比較は出来ない
のですがこの会を本当にありがたく思っております。

他の会では2回目以降参加禁止にされるのではないかと思います。今後何十回参加出来るか判りませんがこの会が末永く続くことを祈っております。今後ともうぞ宜しくお願い致します。」
以上です。宜しくお願い致します。

井上和
探検隊初参加でしたが、個性的な皆さんの自由な気風に私もまた自由に楽しませていただきました。あれだけの時間を費やさないと、あれだけの海には出会えないというのは悲しいことですが、おかげ様でその、なかなか出会えない海に行くことができました。本当に感謝です。ありがとうございました。また是非参加をさせてください。

井出澄代
2度目のポートモレスビー、国内線に乗り継ぎ、車で1時間強、ガタガタ道を揺られ、ボートに乗り換え30分やっとタワりリゾートに到着!本当に陸の孤島でした。
しかしそこに待っていたガイドの赤星由香さん、超美人!!
今回のダイヴィングは隊員10名なので、4つのグループに分けられ、それぞれにガイドがついて、時間差ダイヴで、そのため運、不運に
分かれました。もちろん私は不運組 残念!
大物、光物好きの私としては、少々不満でしたが、
ラスト2ダイヴはサバヒー(始めて聞いた!)ロウニンアジの群れが目の前を
ゆっくりと回ってそれはかなりの迫力でした。
終わり良ければ・・・でまあまあ満足なツアーでした。 

近藤郁雄
サイクロンの影響で前週まで大荒れだったと聞く海況も、11人の海原探険隊到着をべた凪ぎで迎えてくれた幸運な1週間でした。
3/11、ユカさんガイドの好判断でマンタ遭遇、幸運に恵まれた、吉田さん、中津さんと私、4時間航行を労う様に何度も頭上回遊してくれました。
1000、300、山内さん 井上さんともに大記録、美味しいケーキのご相伴に預りこれも幸運、おめでとうございます。

酒井保江
8日間のアロタウダイブ、山辺さん他皆さんありがとうございました。
ボートは快適!セッティングはおまかせと、至れり尽くせりの初めてのお姫様ダイブ体験でした。 
往復8時間かけてのマンタポイントは残念でしたが、数人の方が見られたそうで良かった!(^^)!
ロウニンアジが雄大にぐるぐる回ってくれたり、ウミウシの多さにワクワクでした。
山辺さんにお借りしたカメラも、少しずつ慣れてきて楽しさ倍増でした。
メモリチェツクをしながら、又アロタウの海で心を癒したいと思います。
今回はハプニングが多かった中、特に私はウエイト忘れしかも流れに追いつかれず流され、ユカさん始め皆さんに大変ご迷惑をお掛けいたしました事お詫びいたします<(_ _)>
この経験を忘れずに初心にかえってダイビングを楽しみたいと思います。

吉田てる
私にとっての今回のハイライトは、なんといっても5日目のマンタポイントです。
6時にリゾ-トを出発し、ポイントまで4時間の船旅でしたが、ボ-トも大きく、海も穏やかでしたので、酔うこともなく船上での食事、皆さんとのおしゃべり、音楽をきいたり、雲を眺めたり楽しめました。
1回目のダイブでは、遭遇しませんでしたが、昼食後の2回目のダイブで、マンタを待ちながらこんもりした小さい岩礁のまわりの魚を見ている時、ガイドのゆかさんからの合図で見ると、マンタが一枚、かすみの中からス-と近づいてきて、頭上を通り霞の中へ、そしてまた現れる。なんどもなんども~
あの大きな口を開けて近づいて来る迫力はスゴイ!です。
そのほかに、ナポレオンも真近かに見ましたし、数匹のロウニンアジの群れ、クロハギ、ユメウメイロ、パ-プルビューティー、さんごの一種のエレファントイヤー、ハナビラクマノミが住んでいるチンジュイソギンチャク、これは白い綿帽子のようできれいでした。

小松瞳


一つのポイントで多数の色鮮やかなひらむし、うみうしをみたことが良かったです。
そしてそして、ダイビングが終わり帰港に際し、また翌日の出港でイルカたちが舟したで遊んでくれたこと‼ いちばんのサプライズでした。 
 

山内俊一
今回初参加させていただきましたが、一週間があっという間に過ぎ去った感じで、又特にPNGの自然環境の中で、ゆったりとほぼ自給自足で暮らしている人たちを見ると、文明に翻弄されて金設けや政治劇に明け暮れている我々とどちらが幸せかわからなくなりますね。特に村や家族の共同体は日本ではとても希薄になって居ますね。子供も自立して子守りをしたり、魚を捕ったり共同体の中で育っている様子は、とても豊かな感じがしました。あの村落ツアーは本当の自然とその中に暮らす人々に直接触れることが出来て、非常に良い企画でした。

ダイビングは、美しい珊瑚に群れる沢山の魚に圧倒されました。どのポイントも特徴があって印象深いものが有りました。珊瑚を覆い尽くすパープルビューティやキンギョハナダイ達、時おり寄って来る大型回遊魚、現れはしませんでしたが、ジンベイやハンマーまで見られるとか、圧巻はジュゴンでした。どこのポイントでも話題にならないほどの珍獣と思います。

またリゾートが、地元の多くの人たちに働く機会を与えることに尽力している様子は中々出来ないことであると思いました。地元から信頼て初めて良い雰囲気が醸し出されるのでしょうから、重要な施策と思います。

また、旅程も私から見れば、夜たって時間は掛かりますが午後一番では潜れるわけですし、帰国も一日で帰ることが出来、無駄なホテル滞在が無いこともありがたいことでした。また、クルーも手際よくやってくれ、最後に機材が乾いて返ってきたのは意外と今までに無い経験で嬉しかったですね。ガイドは日本人のガイドと比較すると大分違いますが、一応はぐれることの無いように見ていてくれるので、満足でした。どうしても外人と日本人は好みが違うので、日本人慣れはしていませんでしたが、それもこのような場所の良い点でも有るように思います。

最後に和さんも含めて記念ダイビングに参加していただき有難うございました。Tシャツや色紙は大切に飾っておきます。皆様のお陰で良い記念になりました。厚くお礼申し上げます



三津井博昭
3年ぶりにパプアニューギニアに戻ってのダイビングでした。
変化に富んだダイビングスポットの数々、まだ他にも一杯ありそうで、楽しみです。
いわゆる一般的で有名なダイビングスポットと比べて、開発途上で何が出てくるか判らない期待感がありました。 一方、そこにさえ行けば必ず報いられると言うような安心感はまだありませんが。いわば荒削りな自然が溢れている印象です。


井上さんが写真をスライドショウにしてくれましたので、御覧ください。
スライドショウはこちらから